私立高校探訪『大阪産業大学附属高等学校編』

私立高校探訪

こんにちは!今日は、大阪産業大学附属高等学校の説明会に参加してきましたので、魅力をたっぷりとご紹介します。この学校は4年後に創立100周年を迎える予定で、校長先生の言葉からも、今、学校全体が新たな挑戦と変革に向けて活気にあふれていることがひしひしと伝わってきました。特に注目すべきは、新設された2つのコースと、進学実績、クラブ活動の充実度です。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

新設された2つのコース

  1. 特進コースS
    普通科の「特進コースS」は、2025年度から新たに設けられたコースで、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す生徒に向けた特別なプログラムです。近年、特進コースでは進学実績を高め、目覚ましい成果を上げています。そのため、従来の特進コースⅠと特進コースⅡに加え、そのさらに上を目指すコースとして設置されました。このコースでは、生徒の学習レベルに応じた習熟度別クラスが編成されており、文系・理系の選択に対応したカリキュラムが展開されています。さらに、早朝テストや放課後の特別講座、集中講座など、学習支援が充実している点が特徴です。特別選抜クラスも設けられ、進学を目指す生徒一人ひとりの学力向上をサポートしています。
  2. 情報コミュニケーションコース
    国際科に新設された「情報コミュニケーションコース」は、IT技術とコミュニケーション能力を併せ持った人材の育成を目指しています。授業では、ネイティブスピーカーによる少人数制の英語授業や、外国人留学生との交流プログラムが実施されており、実践的な英語力と国際感覚を磨くことができます。また、産学連携や高大連携の学習プログラムを活用し、グローバルな視野を持ち、多様な価値観を理解する能力を育てます。また、映像制作ツールを活用したプレゼン力の育成も目指しているそうです。そのためにiPadAirを導入するとのことです。このコースは、外国語大学や外国語学部への進学を目指す生徒にとっても理想的な選択肢です。

進学実績の強さ

大阪産業大学附属高等学校は、進学実績の面でも非常に高い評価を受けています。2024年度の卒業生のうち、82%が4年制大学に進学しており、そのうち26%が系列校である大阪産業大学に進学しています。また、関西の有名私立大学である関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学(関関同立)をはじめ、120大学に667名分の指定校推薦枠を持ち、年々その数は増え続けているそうです。この豊富な推薦枠は、生徒に多様な進路選択の機会を提供し、それぞれの目標に合った進学が可能であることを示しています。

スポーツコースの充実と実績

スポーツコースは、将来のアスリートやスポーツ指導者を目指す生徒に最適な教育環境を提供しています。このコースに在籍する生徒は全員が運動部に所属し、学業とスポーツの両立を実現しています。特に、ウエイトリフティング部や柔道部、サッカー部、ラグビー部など、多くのクラブが全国大会への出場を果たし、優秀な成績を収めています。スポーツを通じて学ぶことで、強い精神力とチームワークを育み、自己成長を遂げることができます。さらに、大阪産業大学スポーツ健康学部への特別推薦入試制度を利用することで、スポーツでの成果を活かして大学進学を目指すことが可能です。

入試特待制度について

特待制度に関しても充実しています。特進コースおよびグローバルコースでは、英検取得者に対して入試英語の点数が保障される制度があり、英検2級以上の取得者には90点、準2級取得者には80点、3級取得者には70点が保証されます。これにより、英語力を武器に入試で有利な状況を作り出すことができます。また、成績上位者には学費の一部免除や奨学金の給付などの特典も設けられ、学業に励む生徒を支援しています。今日のお話の中では最高で3年間で170万円の給付が受けられるとのことでした。入試当日、上位に入ることを目標に頑張っていきましょう。

校風と教育環境

大阪産業大学附属高等学校の校風は、建学の精神である「偉大なる平凡人たれ」に基づいています。これは、日常生活の中で地道に努力することの大切さを説いており、毎日早朝から自習室で勉強する生徒や、朝早くから自主トレーニングに励むクラブ員の姿にその精神が表れています。さらに、学校施設も充実しており、人工芝のグラウンドや屋上プール、最新のトレーニングルーム、多目的ホールなど、生徒たちが学業やスポーツに全力で取り組める環境が整っています。

アクセスの良さ

大阪産業大学附属高等学校は、大阪市城東区に位置し、交通の便が非常に良い場所にあります。最寄り駅の一つである地下鉄長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅からは徒歩7分、今里筋線「新森古市」駅からも徒歩7分でアクセス可能です。また、京阪電鉄の「関目」駅からは徒歩15分、大阪シティバスの「鶴見六丁目」停留所からは徒歩すぐの距離にあります。このように、公共交通機関を利用しての通学が便利で、生徒や保護者にとって通いやすい環境が整っています。

学校生活の充実度

学校生活も非常に充実しています。文化祭「梧桐祭」や体育祭、修学旅行などの行事を通じて、生徒たちは仲間との絆を深め、社会性やリーダーシップを身につけています。また、クラブ活動も盛んで、硬式野球部や柔道部、吹奏楽部など、多様な活動が展開されており、全国大会での活躍も目立ちます。こうした活動を通じて、生徒たちは多くの経験を積み、個々の可能性を広げています。

どれくらいの成績で合格できるの?

創心館からもそれほど多くはありませんが、大阪産業大学附属高校に進学していった生徒がいます。その進学した生徒たちの成績を参考にして基準を考えるとだいたい以下のような感じになります。

・特進コース→実力テストの平均点プラス30点~90点
・進学コース→実力テストの平均点マイナス70点~50点
・グローバルコース→実力テストの平均点と同じ点くらい
・スポーツコース→実力テストの平均点マイナス70点くらい(専願のみ)

上記の点数はあくまでも目安であり、今までの創心館の過去の生徒の成績をもとに算出しています。上記の点数が合格を保証するわけではありません。入試当日まで勉強の手を緩めないことが大切です。
また、学校の実力テストの点数のみならず、五ツ木模試の偏差値や大阪進研模試の偏差値の基準なども創心館の塾内に保管してありますので、お気軽にお問合せください。

まとめ

大阪産業大学附属高等学校は、創立100周年を迎えるにあたり、ますます魅力的な学びの場として進化しています。新設されたコースや多彩な進学サポート、充実した施設や活動を提供する環境など、生徒の個々の成長を全力で支援しています。ぜひ、学校説明会やオープンスクールに参加して、その魅力を実際に体感してみてください。あなたの未来を切り開く一歩を、この学校で踏み出してみませんか?

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